金木犀

 花火の音で目を覚ましました。
 時間を確認すると、7時30分です。
 
 今日は、10日です。
 今日やりますよ!、阿知須の「十日市」の合図なのです。

 昨日、一昨日と歩いていませんので、
 ウォーキングを兼ねて実査へ出かけました。
 
 何時ものように井関川から水門まで、
 そこから漁港方向へいきました。


 
 阿知須、十日市は、大型店舗に対抗してのことでしょうね。
 我々消費者は単純に便利で安い大型店舗へ出かけますが、
 ここで生まれ育った人達は考えも違うのかも知れません。


 (朝早い時間か、まだ閑散としていました。)

 最近、「青空うたごえ広場」が開催されるようになっており、
 係の人でしょうか、準備をしておりました。
 集まって唄うにはちょっと恥ずかしいですね。

 路地を一本裏に「金木犀」の花が咲いております。
 平成17年に合併して山口市になりましたが、
 阿知須町の町花は「金木犀」でした。

 庭を造成時に金木犀は植えてありましたが、
 町の花制定時に配布されたので、庭の入口に植えました。

 配布された時は小さかったですが、年々高くなります。
 会社の同僚に話すと、「欲しい」ということで差し上げました。
 最初からの金木犀も、大きくなり過ぎ、側を通るのにも邪魔になるようになり、
 庭師さんが手入れ際に処分してもらいました。

 それ以来町の花である「金木犀」は我が家から姿を消しました。
 山口市に合併してからも、町の花というのかな。
 それでも、あちこちで金木犀を見かけますから、
 金木犀の多い町であることは間違いありませんね。

  科 名:モクセイ科
  学 名:Osmanthus fragrans var.aurantiacus
  別 名:金木犀
  原産地:中国
  樹高:3m〜6m
  主な開花期:9月下旬-10月中旬

 中国語では”桂”は木犀のことを指し「桂林」という地名も、
 木犀の木がたくさんあることに由来するらしい。
 それで、桂花茶なる物を良く見ました。
 この時期桂林へ行くと、あちこちに見ることができるのでしょうか。

 帰り道、道路脇の植え込みに「つつじ」が咲いていました。
 どう見てもつつじです。
 それも、一本の木だけではないのです。
 とすると、つつじではないのかな。