人生感

 兄家の葬儀へ出席しました。

 昨日、「葬儀の折親族代表謝辞」を頼まれました。
 実のところ、兄宅の婿養子、結婚式後は、
 私が中国へ行ったこともあり、年賀状の付き合いだけで、
 ほとんど行き来がないのです。
 
 彼の人となりに触れて話すことができませんが、
 憔悴している兄に、まして姪には無理かもしれませんので、
 引き受けることにしたのです。

 当日、進行の人と打ち合わせをしただけで本番です。
 一応原稿案はいただきましたが、
 過去の乏しい経験でも原稿を見ることなく、
 自分の思いを前に出しておりました。

 しかし、今日に限っては原稿を出しました。
 行き来が無いだけに、名前すらはっきりしないのです。
 このような者では故人もうかばれないかもしれませんね。

 それでも、何とか大役を果たして葬儀は終了、火葬場へ行きます。
 収骨後兄宅へ戻り、近い親戚だけで初七日の法要です。
 養子さんの身内とここでやっとお話をすることができました。

 家内が言うには、
 彼達の披露宴で、私も養子(婿養子ではありません)なので、
 養子について蘊蓄を語ったという。
 それを彼の母親は覚えておられたのには驚きました。
 そういえば、何か偉そうにいったような気がします。

 初七日の法要も無事に終わりお開きです。
 何とか、明るい内に帰ることができました。

 健康について改めて考えさせられる一日でした。
 何時までも、健康で過ごしたいですね。