小正月フェスタ

地域づくり協議会から、「小正月フェスタ」開催にスタッフの要請がきています。
昨夜は、雨に音が聞こえ心配していましたが、今朝は、雨は降っていませんでした。
その代わり、雪がちらついています。
「雨よりは、良いんじゃないですか」と家内に送られて、火対策と寒さ対策をして出かけると、会場の小学校のグランドでは、既に「どんど焼き」の準備は始まっていました。

どんど焼き」とは、小正月の行事で、正月の松飾り・注連縄・書き初めなどを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やすという、日本全国に伝わるお正月の火祭り行事です。
現在では宗教的意味あいは少なくなっているようですね。

注連縄は、金具等は外して持ってくるよう案内はありましたが、半数はそのままです。
スタッフで、金具を外します。
風が強く、紙類も外すようにしました。

子供たちは、「火おこし体験」をしており、その火でどんど焼きに点火です。

点火すると、折からの強風のため一気に燃え上がります。
寒かったのですが。段々と火から離れています。

どんど焼きの火にあたったり、焼いたお餅を食べれば、その1年間健康でいられるなどの言い伝えもあります。
焼いた団子ではありませんが、「コーヒー」と「ぜんざい」をいただきました。
これで、今年も健康で過ごせるでしょう。

時折竹が爆ぜる音がします、災いを吹き飛ばしてくれているようです。
高く上がる煙に乗り正月の神様がお帰りになり、正月気分もこの行事で現実に戻るでしょう。

さて、後片付けです。
火を消すというのは大変な作業ですね。
先日の新潟県の大火災(延焼)もわかるような気がします。

火を消し、炭化した燃えカスを片付けて作業は終わりです。
総合支所からは、正午を告げる「サイレン」が聞こえてきました。