藤の花
桜の花は、すっかり散り、小さなサクランボをつけています。
変わってこの時期に紫色の花を咲かせる「藤」は、万葉集にも歌が詠まれているほど古くから日本人に親しまれています。
藤棚、ご近所にも沢山あり、見頃となりました。
東京から越して来た時、我家の中庭にもありました。
当時から、棚を作れば、今頃は中庭一杯に藤棚ができていたことでしょう。
何故ないか?というと、藤の花って縁起悪い?と注意されたのです。
まあ、年寄りの言うことは聞いた方が良いということで処分をしたのですが、今思うと惜しいことをしましたね。
あまり縁起が良くないとは、「垂れ下がる」から家運が下がるというのでしょうね。
私の旧姓は「伊藤」といいます。
「藤」のつく姓は、日本にかなり多いと思いますよ。
伊藤を始め「佐藤」「加藤」「藤田」諸々と。
家運が下がる花を姓にいただくなんて絶対にありませんね。
昨年は、山口市内へ有名な藤棚(自然)を見に行きました。
今日は、近くの「木船公園」へ出かけると、花びらが僅かに地面に落ち今を盛りに咲きほこって風に揺れて綺麗です。
午後公民館へ出かけると、今朝のGG時にグランド内駐車禁止の看板を立てたのですが、4台停まっているではありませんか、それも「山口市」と記載入りを。
狂犬病の予防注射でした。
間もなく終了しお帰りになる時に、ご丁寧に挨拶されるではありませんか私に。
全くの別件で公民館へ行ったのですが、地区の世話役だと思われたのでしょう。
「お疲れさまでした」とお礼を述べておきました。