年末恒例行事

自治会年末恒例の「餅つき」です。
壮年部主催で、福祉部が協賛して、それに子供会の参加です。

9時からと案内ですが、8時30分頃公民館へ着くと、既に準備は整っていました。
毎年「釜戸奉行」の到着を待って、2ヶ所の釜に火を熾しますが、流石に奉行手際がよく火が熾っています。

2ヶ所での餅つきですが、昨年通り「臼取り」をするようになります。
昨日は、爪を綺麗に切り揃えておきました。
時折、子供さん子供用の杵を持ち参加をしますが、最終的には大人がつきますね。

「こごめ餅になったーね」とつきあがりますが、「こごめ」とは何でしょう?
「年寄は、喉につかえんからこごめの方がええいねー」と聞いたことがあります。

「こごめ」、小さい米と書くようで、うるち米の精米時細かくなった米らしい。
それをもち米に混ぜてつくと、食べる時の歯切れと歯触りが良いとのことです。

私は、昨年のもち米を入れて、安く上げ、「古米」と書くと思っていました。
今日は、良い勉強をさせていただきました。

我々の年代だと、正月前は何処の家でも餅をついたものですが、最近の子供は、餅つきを知らないでしょうね。
このような、伝統行事も段々とすたれていきますね。

一臼最後まで一人でつき上げようと、杵を持ちましたが、あえなく途中で交代です。
蒸篭から臼に入れると、半分はまだ蒸しあがっておらず、慌てて、蒸篭に戻すハプニングもありましたが、12時過ぎに終了、後片付け後、これまた、恒例の「忘年会」です。

こちらは、ご遠慮申し上げ、お土産につき立てのお餅をいただきお役ご免です。

ちょっと遅い昼食を食べて、ちょっと昼寝。
起きると、腰や肩が痛いではありませんか。
来年の餅つきは、見るだけにしましょう。