重源の郷

朝からきれいな青空が広がっており、紅葉を求めて「重源の郷」へ出かけました。

歴史は解りませんが、重源さんという人が、東大寺再建で用材切り出しのため、佐波川上流の徳地で来ました。
この、国家的大事業ゆかりの史跡が残っており、平成10年に、歴史的文化と自然を活かした体験交流としてのオープンです。

カーナビをセットすると「50㎞」以上あるではありませんか。
山口市内を抜け徳地へ。

途中「本日定休日」というような看板があったような気がしていましたが、駐車場は何ら制限がありません。
勿論、車は一台です。

「入郷券」販売所も閉まっていましたが、遊歩道入口は開いています。
ここまで来たのですから帰る訳にはいかず、意を決して入らせていただきました。

この重源の郷、かなり昔、偶然にも下関の友人とばったり出会いました。
今日、その場所を探したのですが、何処か解りません。

郷内で2組(一人と数人組)と遭遇しましたが、彼らも入郷料は払っていないでしょう。
紅葉には、時期的にどうだったのでしょう、紅葉(もみじ)は、散り始めていました。

郷の秋を十分堪能し、誰も居ない入口で、ちょっと早い昼食。
持って来て良かったですよ、郷内何もないのですから。

食べていると、またもや、お客さんです。
「今日おやすみですか?」、「大丈夫じゃーないですか私達も入りましたから」。
「運が良いのですよ!」というと、「中、何もやっていないでしょう」と男性、昨日の祭日を避けて今日にしましたが、どちらがよかったのでしょうね。

帰宅は、カーナビに逆らって知っている道へ。
直ぐさま、元の道への誘導ですが、どちらが正しいのでしょう。
常に従うより、自分の意志もありますからね。