夏も近づく

今日も、素晴らしい青空が広がっています。

「夏も近づく八十八夜・・・」
立春から数えて88日目、今年は、5月2日でした。
ちょっと遅れましたが、茶摘みを見に行こうとなりました。

「八十八」という字は、「米」という字になることから、農業に従事する人にとっては特別重要な日とされ、この日から夏の準備を始めます。

車で15分位ですか、宇部市小野地区に大きな茶園があります。
「防長茶」といって、江戸末期に長州藩が財政安定のため栽培を進めたと歴史のあるお茶です。

小野地区もこの一帯だけが、緑の絨毯を敷いた様な景観です。
あかねだすきの娘さんではありませんが、大きな機械が整備された茶畑を往復し、あっという間に刈り込んでいきます。

広い畑を往復に刈っていくので、綺麗なコントラスト模様ができています。

帰り道は、少し遠回りをして「小野湖」へ行くと、「ダム湖 百選」と碑があります。
ワカサギ、コイ、フナのほか琵琶湖と小野湖のみ生息する珍魚ワダカもよく釣れ、日本で有数のオシドリの飛来地としても有名です。
知りませんでした。

新しい茶葉を少し貰って帰りました。
天日干しすればできると思っていましたが、炒る、蒸すの工程が必要ということで、早速にネットで検索、急遽、我家は茶工場です。

同じ茶葉が、発酵させれば紅茶に、させなければ緑茶になります。
ウーロン茶はその中間の半発酵で、日本では緑茶が主流ということですが、さて、我家のお茶はどんな味がするでしょう。