山下 清展

世の中には「天才」という人が本当にいると感じました。

昨夕、特養さんから「明日山下清展を見に行く」と電話です。
見舞いに来ても居ないよ、との、連絡でしょう。

山下清展が、県立美術館で開催された時から見に行こうと思っており、お盆に息子と孫二人の帰省の折に誘ったのですが、あっさり却下でした。

昨夜、木曜日から忙しくなるから「明日行こう」とあっさり決定です。
空模様から、傘を準備して「県立美術館」でカーナビをセット。

県立美術館は知ってはいますが、かーナビの案内に従う、何と、工事中で行き止まりです。
近場は、自分の方が正しいかもしれません。

道路をはさみ向かい側に駐車、地下道前で写真を撮ろうとすると、これが、また、電池切れ、普段は家内用と2台携行するのですが、今日に限ってそれもありません。
「どうせ、中は撮影禁止だよ!」と自分を慰めました。

大勢の人です。それも、ほとんどがシルバー世代。
会場には、「128点」の作品と資料が展示されています。

「長岡の花火」には驚きました。
すさまじい数の人が貼絵で描かれています。恐ろしまでの観察力ではないでしょうか。

円熟期から晩年は、ヨーロッパが描かれています。
これも、凄いです。

貼絵、水彩、ペン画それに焼き物まで、中には刺繍と見間違える水彩の作品もありました。
「野に咲く花のように・・・」が会場に流れているような雰囲気です。
来て良かったですね。