春節

今日は、「春節」です。
中華圏で最も重要とされる祝祭日です。

この春節、毎年違い、今年は、1月31日です。
中国駐在の初めての陽暦12月31日、大食堂に呼ばれて皆で餃子(水餃子)を食べ、1月1日は、ただカレンダーをめくっただけでした。

覚えたての中国語で「新年好」と挨拶しても、怪訝な顔でした。
中国は、旧正月でお祝いというのは、薄々感じていたのですが、春節が近づくと、会社の飾りつけも赤み帯びて、部屋には何か赤い紙を貼っていましたね。

陰暦の大晦日には、花火と爆竹です。
大連郊外でしたが、それこそ四方八方で花火が上がり、爆竹の騒音です。
翌元日の道路は、爆竹のカスで真っ赤に染まっていました。

一度大晦日に大連市内に泊まったことがあります。
12時前に餃子を食べるのは同じですが、午前2時過ぎまで花火と爆竹の騒音です。
翌元旦に会社へ戻りますが、運転手を休ませてやろうとバス停に行くと、「春節だから」とバスは運休です。

汽車で戻り、タクシーですが、これも春節料金です。
それからは、春節には、会社の宿舎でおとなしくしていました。

今や懐かしい思い出ですね。

流石に、春節です、暖かい一日でした。
瀋陽は、昼間でも−8℃だと連絡ですが、これでも暖かい方でしょうね。

陰暦、農歴ともいいます。
良くしたもので、春節を過ぎると一日毎に暖かくなっていました。