椎の実

 部屋から外を見ると、青空で暖かそうです。
 しかし、現実はやはり12月も末ですね。寒いです。

 白松新四国八十八ヶ所も阿知須地区で、まだ二箇所写真に収めていません。 
 旦地区の民生委員さんから大師堂の完成をお聞きしました。
 歩くにはちょっと寒さを覚え、車で出かけました。

 旦公民館横に綺麗な大師堂です。
 夏、黄櫨の木で断念した箇所があります。
 この時期だと大丈夫かも知れませんね。暖かい日にでも行ってみましょう。

 直ぐ横に日吉神社にお参りに行きました。
 境内には大きな椎の木があり、実が落ちています。
 椎の実は秋だと思いますが、
 今時、椎の実を拾って食べようなんて人はいないのでしょうか。
 
 直ぐお隣に民家があります。
 私だったら、ブルーシートでも敷いておきますよ。

 椎の実が食べられることも知らない人が多いのでしょうね。
 私が育った家の裏側が八幡様の境内でした。
 大きな椎の木が沢山あり、秋には実を落としており、
 それを拾って帰り、母親に煎ってもらって食べたものです。

 椎の実は、縄文時代には重要な食料であったと言われています。
 私達はおやつがわりでしたね。
 せっかくの自然の贈り物です。もったいないですよ。
 
 今日も生でかじり、煎っても食べました。
 味は、格好良く例えれば、ピーナツとカシューナッツの中間のような感じです。
 小さい頃の懐かしい味がしましたが、
 やはり、今の子供達は食べないでしょう。

 季節的にはちょっと遅れましたが、
 懐かしい味を楽しめました。