スナメリ

 昨日、郷土史研究会に出かけました。
 その時、井関川に「スナメリ」という話題がでました。
  
 お大師さま巡り終了後帰宅した時はすっかり忘れていました。
 新しいものには直ぐに飛びつくのですが、
 今朝、新聞を見て「俺としたことが、・・・」と悔みました。

 新聞によりますと、
 井関川に7日、イルカの仲間・スナメリ一頭が姿を現わしました。
 県立きらら自然観察公園のレンジャーは、
 「人目に着くほど水深の浅い場所で見られるのは珍しい」
 と話している。
 阿知須大橋から上流100mほど上流で泳いでいるのが確認された。
 体長は、2m、確認された時は、干潮で川の水深は1mほどだったという。
 (以上:2012.11.08 毎日新聞(山口県版))

 新聞を見終わると早速出かけます。
 期待はしないで、コンデジを持ちました。

 井関川沿いに民生委員としてお邪魔する、お一人暮らし方の家があります。
 ちょうど干潮でしたが、こちらからは確認できません。
 対岸には、見物客もチラホラ、
 私も、慌てて移動しました。

 お話を聞いていると、「5日朝には見た」という人もいました。
 以前に河口付近で群れを見掛けることはあったが、
 川を上ったのは初めてとも言っています。

  スナメリ(砂滑、Neophocaena phocaenoides)
  ネズミイルカ科スナメリ属に属する小型のイルカ。
  主に海水域に生息する。
  淡水である中国の長江(揚子江)に生息する個体群も見られ、
  中国では江豚(jiangtun、長江の豚の意)と呼ばれている。

 水面の顔を出して息継ぎをしますが、
 次は何処に顔を出すかわかりません。
 見物人は、カメラ、携帯で後を追っています。
 コンデジのせいもありますが、なかなか良い写真が撮れません。

 この川は、小さい魚が水面を跳ねているので、
 餌を追ってここまで来たのでしょうか。

 ここまで来たのだから、
 「つわぶき通り」まで行ってみると、
 何と、「満開でした。」

 スナメリで見物人が増えた井関川ですが、
 8匹(両親と子供6匹)の家族は、スナメリ騒動を知ってか知らずか、
 元気に泳いでいました。