銀木犀 

 雲が多くどんよりしています。
 寒くなりましたね。

 山側へ散歩に出ました。 
 我が家の柿の収穫時期の確認が目的です。
 試食用に一つ捥ぎました。

 初期の目的は達成したので、引き返しても良いのですが、
 ここまでくれば、山の秋を見つけに足を伸ばします。
 
 今年は柿が豊作という話も聞きますが、
 「あんまりなっちょらんねー」の方を多く聞きます。
 
 葡萄のようになっている木もあります。

 実が多く、途中で枝が折れた木もありました。
 しかしながら、どちらの木も収穫はされないようですね。
 もっと自然に感謝しなければいけないです。

 大きな銀杏(いちょう)の木の下に、
 銀杏(ぎんなん)の実が落ち、踏みつけられ、異様な匂いを発しています。
 食べれば美味しいのに。

 みかんも大分色付きました。
 阿知須のみかんはもう直ぐ、道の駅で店頭に並びます。

 道路横に柵もなく栽培されているのですが、
 盗難事件は起きないのでしょうか。

 ご近所の生垣に白い花が咲いています。
 「銀木犀」です。

 

 銀木犀と金木犀は、
 名前の通り、花の色が違います。金木犀は色、
 銀木犀は、白です。
 香りも金木犀の方が強いです。

 私は鼻が悪いのか、鈍いのかわかりませんが、
 銀木犀だと言われるまで気が付きませんでした。

 生垣として仕立てられており、
 白い花が所々に可憐に咲いていました。

 金木犀は、元阿知須町の木ですから、方々のお宅の庭に咲いていますが、
 銀木犀は、あまり見受けません。
 花も、金木犀の方が華やかですね。
 びっしり咲いた金木犀に比べて、花が白色で、どこか地味です。

 銀木犀は葉の小さいギザギザがあるので生垣として育てられているのでしょう。

 現在、我が物顔で咲いているのが、「背高泡立草(せいたかあわだちそう)」です。
 遠くから見れば、黄色一色で綺麗です。
 この時期鼻水が出ると、
 原因は、背高泡立草と騒ぎますが、
 風媒花ではなく、花粉が空気中を漂うことはないので、
 花粉アレルギーをおこすとは考えにくいらしいですね。