ウォーキング中止

 チャイムの音で目を覚ましました。
 時計を確認すると、8時を過ぎているではありませんか。
 もったいないことをしました。
 昨日の疲れがあるのかな。

 東京から山口へ越し、ちょうどこの時期です。
 世話好きのおばさんから「柿はようもいじゃなきゃー」と電話です。
 何のことやらです。
 「何処の柿ですか?」と聞くと、
 「お宅のいねえー」。

 という訳で、私が植えてもいないのですが、柿の木が我が家の畑にあるのです。
 付け加えると、柿を植える時、1m横に梅も植えたようです。
 大きくなると梅が負けてならなくなりました。

 収穫時期の確認とウォーキングを兼ね、
 今日は山側へウォーキングです。

 今年柿は不作といわれています。
 しかし、木によっては枝が折れるほど実をつけてます。
 我が家の柿の木は、日当たりが良くありません。
 その上、柿の成長に任せており、随分大きく、背も高くなっています。
 これでは、上の方は獲ることができないでしょう。

 落葉した柿の木が多い中、我が家の柿は、
 実が見えないほど(実際に少ない)の葉です。
 葉を収穫すれば良いのかもしれません。


 
 葉で実が見えない我が家の柿と、
 既に葉は枯れ始めていますが、実が一杯の直ぐ隣の柿の木です。

 低く手が届く実を取り試食です。
 食べられないことはありませんが、後一週間かな。

 ご夫婦で農作業していらっしゃり、
 丹精込めて作られた野菜をいただきました。

 柿の収穫時期の確認を兼ねたウォーキングなので、
 重い袋を家内と交互に持ちウォーキングの続きです。

 暫く歩くと、同じ自治会の方が農作業をしていました。
 葡萄のようになっている柿をがありました。
 「葡萄ですか?」と、冗談ですが、お聞きしました。
 このお年寄り、「こりゃー柿いのう」と真面目なお答えです。

 その上、
 「こりゃーまずいけん、鳥もくわん」と追加説明です。
 挙句は、「大根はまだ早いけー」といって、
 大きな柿をいただきました。

 ここまでなると、ウォーキングは中止となります。
 それにしてもありがたいことですね。
 こうして、道で挨拶すると野菜が貰えるなんて。

 帰り道、流石に秋です。
 みかんが色付いていました。
 歩いていて道からてを伸ばせば届きます。
 それでも、柵も何もありません。
 
 しかし、その横では、まだ夏だといわんばかりの「向日葵」です。