酔芙蓉(すいふよう)

 涼しさを越して、膚寒さえ感じました。
 朝、半袖でしたが、出かける時、長袖に着替えました。
 「寒くなりました。」 
 中国語会話教室に入る時、
 半分冗談ですが、このように声をかけました。

 帰ると家内が
 「この間の花「酔芙蓉」じゃない、時間で花の色が変化する」と言います。

 ご近所に咲いているのですが、花は白で蕾が赤なのです。
 

 (9月30日 午前10時57分撮影)

 一日、どんよりと曇っていました。
 夕食前(薄暗くなって)花の色を確認に出かけました。
 ほんのりとピンク色です。


 (10月6日 午後5時51分撮影)
 
 例によって、調べてみました。
 「酔芙蓉」は、朝のうちは純白、午後には淡い紅色、
 夕方から夜にかけては紅色になります。
 酒を飲むと顔色がだんだんと赤みを帯びるのに似ていることから、
 この名がついたといわれています。 

  由 来: 花色の変化を、酒に酔っていく様にたとえて名づけられた。
  学 名: Hibiscus mutabilis f. versicolor
  分 類: アオイ科フヨウ属の落葉低木。
  分 布: 原産地は中国、日本。
  特 徴: 樹形、葉形はフヨウとほぼ同様だが、
        一重咲きが基本のフヨウに対し、
        花は八重咲き。時間が経つにつれて変色していくのが、
        大きな特徴である。
  花 期: 9〜10月
  特 性: 日当たりのよい場所に、地植えするのがよい。
        フヨウと同じく肥えた土地を好み、防寒、防湿の必要はとくにない。
  花言葉: 繊細な美、しとやかな恋人

 花の特徴で「八重咲き」とあるのがちょっと気になりますが、
 大分解決してきました。
 まさか、時間帯で色が変わるとは思ってもいませんでした。
 今度、持ち主に確認しておきましょう。