やはりお彼岸

 今日は、秋分の日です。
 祖先を敬い、なくなった人々をしのぶ日、ということで、
 墓参りに行きました。
 
 流石お彼岸です。
 どこのお墓も綺麗なお花が供えられていました。
 日頃ご無礼していても、お墓参りをすると、心が穏やかになります。

 綺麗な青空です。
 お彼岸といえば「彼岸花」ですね。
 青空に誘われて、昨年教えていただいた、
 山口市の「小鯖八幡宮」に出かけました。
 
 時期的に早いのではないかと懸念していましたが、
 近づくにつれ、畦道に彼岸花が咲いております。

 秋の彼岸頃から開花することから、「彼岸花」と名付けられており、
 別名には曼珠沙華といいます。
 また、毒花などと云われ、不吉だと忌み嫌う人もいるらしいです。
 
 まあ、今では彼岸花をそこまで深く考える人は少ないだろうけど、
 でも有毒性なのは知っておいたほうがいいかも知れません。

 小鯖八幡宮は通称で、正式には鰐鳴(わになき)八幡宮といいます。

 社名の由来は説明板によると、
 宇佐から御請勧の八幡さまは、海から川を遡り
 鰐石から上陸されました。
 神様をお慕いして従いてきた鰐は鳴いて別れを惜しんだといい、
 その故事により鰐鳴八幡宮と称えると伝えられています。

 小鯖八幡宮は、秋のお彼岸前後、赤い絨毯を敷きつめたように、
 参道に一斉に咲きほこります。
 しかい、時期的にちょっと早かったです。
 ご近所のご老人は、「来週中頃じゃのう」とおしゃってました。


 (参道北側はまだ蕾です。)

 それでも、この風景をカメラにおさめようと多くの方が訪れられていましたす。
 今日でも十分満足はできますが、昨年の満開を知っております。
 せっかくこれだけの彼岸花です、来週中頃、再度訪れたいです。

 夕食後、中庭を確認すると、
 我が家にも彼岸花です、
 明日あたり開花するのではないでしょうか。
 表の駐車場横には、白い彼岸花があったような気もします。