民児協交流研修会

 山口市の西の雅「常盤」で、
 平成24年山口市民生委員児童委員協議会交流研修会に参加しました。

 三年任期の間に一回ほど参加するとのことです。
 山口市の常盤は湯田温泉の中でも一番の老舗旅館です。
 ひょっとしたら温泉に入ることができるかな、と、安易な気持ちで参加しました。

 10時00分開会、
 民生委員・児童委員信条朗読から始まります。
 山口市民児協会長挨拶後日程説明がありました。

 席は予めグループワークのため決められております。
 私はE組で各グループ10名編成でした。

 基調報告として、 
 山口市社会福祉協議会 地域福祉班主査 大倉福恵さんが、
 「東日本大震災における復興支援の現状について」がありましたが、
 良く理解できませんでした。

 次に「各地区の活動状況について」のグレープワークです。
 各地区のかたのご苦労が良くわかりました。
 阿知須が恵まれていることも。

 楽しみの食事です。
 場所は変わりますが、グループは同じでした。
 食事の頃はお互いにグループワークより突っ込んだ話です。

 せっかくの温泉旅館ですから時間があればゆっくりと汗を流したかったですが、
 食後は、元の会場に戻り講演です。
 「笑いは環境を変える」
 ホスピタルクラウン協会 理事 大棟耕介氏です。

 時間前に会場に戻ると、
 ピエロが大きな鞄を持って登場です。
 後で気がつきましたが、このピエロが大棟耕介氏なのです。
 ボール、輪、風船を使ったパホーマンスで会場は盛り上がっています。

 パホーマンスの後は紹介DVDです。
 
 その後やっと講演です。

 この、大棟耕介氏について調べました。

 クラウン(道化師)の会社、有限会社プレジャー企画の代表で、現役クラウン。
 クラウンとしては、K(ケイ)という名前で活躍中。
 鉄道会社在籍中にクラウンの勉強をはじめ、プロに転身。
 遊園地やサーカスなどでショーを開くかたわら、
 ホスピタルクラウンとして病院に通い子供達に笑いを届けている。
 道化師の世界大会「WCA(World Clown Association)」で
 金メダルを受賞した経歴の持ち主です。

 時折風船を使ったパホーマンスをしながらの講演、
 一時も中断はありません。
 とにかく、喋ります。
 これが、また人を引き付けるのです。

 これほど喋る人には、人生65年で会ったことがありません。
 また、決して飽きさせませんでした。

 約束の時間通りに講演は終了しました。
 何を喋られたかは良く覚えておりませんが、 
 会場全体の空気は確かに変わりました。

 「笑いは環境を変える。」
 吉見興生さんの「笑いで癌は治る」に通じるものがあると感じた講演でした。