萩往還

 今日は、郷土史研究会が町を出ての研修会です。
 歴史探究講座、
 「絵図と古文書で歩く 萩往還」へ参加するため、
 9時に一行7名車へ分乗して出発しました。

 このように書いても、
 実際は、何をするのか十分に把握はしていなかったのです。

 先ず、山口県立美術館で、
 「ヨーロッパ絵画400年の輝き カンヴァスに描かれた女性たち」を見ることになる。
 何と入場料が、70歳以上だと割引きがあり、
 研究会の皆様はこれに当てはまっているのです。

 4月26日にリニューアルオープンといっても、
 前を知らないし、絵画にも興味はどちらかというとありません。
 
 今日は、係員の説明を聞きながらの見学コースを巡ります。
 第1章 貴婦人の肖像、
     ヨーロッパ上流階級の華やかな世界、とあり、
 各章毎に題がつけられており、宗教じみていたような気がしました。

 「きっとコピーだよ」、というと、「本物だよ!」
 それほどに綺麗な絵でした。
 
 このような絵を見る機会も、あっても良いのではなかろうか、
 土曜日ということもあり、割引組の他学生さんの姿もありました。

 一時間位で終了、少し早い昼食となる。
 山口市内で食事というから多少なり期待はありました。
 が、着いた所は、何らへんてつもない定食屋です。
 カウンターに座り各自が勝手に注文です。
 私は「日替わり定食(豚カツ、肉じゃが、味噌汁、ごはん)」にしました。

 食後が、本日のメインです。
 これに気が付いたのは、図書館に着いてからです。
 既に100名位が並んでいました。

 待つ事30分、やっとのことで入場、入口で案内書を沢山いただき、
 あまりの量に驚きました。しかも無料です。


 (頂いた資料の一部。)

 「絵図と古文書で歩く萩往還」で、
 山口県文書館の方がパワーポイントで説明されました。

 萩往還は、日本海の萩と瀬戸内の防府を、ほぼ一直線で結んでいるといいます。
 この道は、一部が残っている位の認識しかなかった。
 大きな間違いでした。
 萩往還が現在の道となっているところが大半でないですか。

 参勤交代に使われ、新しくは維新の志士が駆け抜けた道です。
 このような道に身近に触れることができるとは嬉しい限りではないでしょうか。
 普段触れることのない石畳の萩往還を歩いてみたいですね。
 蛇が出ない時期に。