いずれがあやめかかきつばた

起きると小雨、黄金週間も最後は雨かと思っていると、朝食後は青空が広がる。
 時間は8時前です。
 ご近所に空家の家があります。
 道路に面した所に雑草が生えてきました。

 妻と二人で雑草取りです。
 きれいになりました。

 気持ちはすっきりしたのですが、
 昨日の菖蒲とあやめはすっきりしていません。
 秋穂の「山口セミナーパーク」の自然ふれあいゾーンというエリアに、菖蒲(しょうぶ)があったと妻がいいます。

 勇んででかけました。
 この、山口県セミナーパークは、県や市町職員及び教育関係職員並びに県民が、研修・学習及び交流を促進するための山口県の施設です。
 
 園内に池があり、鯉が泳いでいます。
 菖蒲かあやめか分かりませんが、黄色い花です。
 「黄菖蒲(きしょうぶ)」ではないでしょうか。

 単に菖蒲いう場合は,たいていハナショウブ(花菖蒲)のことです。
 しかし,本当の菖蒲はサトイモ科で端午の節句の菖蒲湯に使われたりするもので,花は全く違います。とある。

 万葉植物園」に移動しました。
 日本最古の歌集「万葉集」に詠み込まれた植物のうち、西日本に分布する主な植物を集めています。歌とその植物の説明を表示しています。

 「菖蒲」と案内がありました。
 万葉呼名 「あやめくさ」と説明書き有。
 霍公鳥(ほととぎす)待てど来鳴かず 菖蒲草玉に貫く日を いまだ遠みか。
 ・・大伴家持・・


 (これが菖蒲でしょうか、花は咲いていません。)
  
 ありました、「杜若(かきつばた)」が、
 あやめにハナショウブが加わると、見分けはできそうにありません。


 (これは何でしょう、多分杜若(かきつばた)です。)

 「いずれがアヤメかカキツバタ」という慣用句があります。
 どれも素晴らしく優劣は付け難いという意味であるので、見分けがつかないほど綺麗だと解すれば菖蒲でもあやめ、杜若(かきつばた)でも良いのではないでしょうか。