蛭子大神
朝から晴天に恵まれています。
ちょっと風が強いですね。
それでも出かけます。
蛭子大神という鳥居がありました。
別に社があるわけではありません。
蛭子大神、何と読むのでしょう。
普通に考えると「えびす」かな。例によってネットで検索。
これがまた深いですね。
まさに神話です。
伊邪那岐命、伊邪那美命夫婦の最初に生まれた子であったといいます。
名前は蛭子(ひるこ)、成長しないので、海に流しました。
神話では蛭子のその後の運命は語られていません。
西宮神社の伝説は、海に流された蛭子は海を漂ったのち摂津国西浦(兵庫県西宮)の海岸に漂着しました。
土地の人々は拾った蛭子を大事に養い育て夷三郎(エビスサブロウ)と呼び、そののち夷三郎大明神、戎(エビス)大神として祀られるようになった、と伝えています。
このような形で海の神として信仰されるようになり、
豊漁や航海の安全、交易の守護神としてその霊験を発揮するようになったとのことです。
別称で恵比寿神、恵比須神、戎(エビス)大神というみたいです。
小さな街ですが、
この恵比須様がここを含めてすぐ近くに三社ありました。
付近を散策しました。
廻船で一代をなした豪商の家でしょうか、2階まで海鼠壁です。
更に進むと、
水戸黄門様でも出てきそうな古く立派な御門がありました。
(せっかくの景観もパラボラアンテナでがっかり、アングルの失敗です。)