雨に思う

 朝から雨です。
 3月に入り、週末は何時も雨模様ではないでしょうか。
 東北地方はまだ雪の警戒も必要だとか。
 また、雨となっても積雪に降れば雪崩も懸念されます。
 
 甲子園で「選抜高校野球」が始まりました。
 
 今年は、昨年東日本大震災の被害にあった石巻工が、21世紀枠で出場です。また、阿部翔人主将が選手宣誓とを運命めいたものを感じる大会です。

 チーム全員で考えたのでしょう。
 「日本中に届けます。感動、勇気、そして笑顔を。見せましょう。・・・」
 素晴らしい、記憶に残る選手宣誓でした。

 昨日の試合で、惜しくも神村学園(鹿児島)に負けましたが、石巻工の笑顔と全力プレーは、被災地に選手宣誓の通り、感動、勇気そして笑顔を届けたのではないでしょうか。

 朝刊に試合終了後の検討をたたえあう両校の写真が一面にありました。

 石巻工の前の試合、健康福祉大高崎(群馬)と天理(奈良)の試合を最後まで見ていました。
 良い試合だったです。
 試合終了後ホームベースを挟んでお互い「礼」の後何時も出あればお互いの健闘をたたえて握手で終わります。
 今年から、お互いの健闘をたたえ「握手」は禁止になったのかと思っていたのですが、朝刊の写真です。
 
 相手は名門と呼ばれ、目標とされている学校です。
 勝って当たり前という自負があったのかも知れません。
 相手にとって大変失礼な行為ではなかったでしょうか。

 他県からの越境入学で甲子園を目指す球児達も大勢います。
 しかし、まだ彼らは子供です。
 大人が育てやらなければなりません。