年賀状

 年賀状を差し上げた人から、寒中見舞いが届いたので、もうこれで最後と思い住所録の整理をしておいた。

 一昨年東京時代の先輩がお亡くなりになり、奥様から喪中の連絡をいただいた。今年は写真が趣味だったご主人の写真を印刷した年賀状を奥さんのお名前でいただく。写真の素晴らしさ以上に奥さんの優しさが非常に嬉しかった。

 結婚した頃はガリ版で子供達の近況を知らせていた、やがて「プリントごっこ」で原稿を焼き付けてプリントするものに時代は変りました。
 山口へ戻ってからが裏面は印刷屋さんでやってもらい、宛名だけは自分で書いていた。
 2000年から中国での生活で、年賀状を書く頃は不在であったが、例え年賀状だけの付き合いとはいえ、妻がそれを大事にしてくれ、私の名前のつないでいてくれた。
 退職してからは宛名だけは自分でと思っていたが、今回から完全にPCのお世話になっってしまった。
 
 初めて裏面のPC印刷を自分でやった。
3種類作ったが、貰う人は一枚である。それでも県外の人には山口市の五重の塔にした。
 下手な写真でもこうして印刷すると立派に見えるから不思議。
 さて来年の年賀状の写真を今から準備しないと。
 
 年賀状だけの付き合いになった人が多い中に、管区の同期生から「総代お元気ですか。」と自筆で加えられており、短い付き合いであったにかかわらず、こうして続いていることは本当に嬉しい限り、また退職後郷里宮城県に戻られ、昨年東日本大震災に遭遇された先輩からは「感謝新年」とご苦労のほどがわかる年賀状でした。