あじさい寺

我家の庭の紫陽花もきれいな花を咲かせています。
「紫陽花見に行こうか?」と話がまとまり、防府阿弥陀寺へ出かけました。
ナビをセットしようとすると「阿弥陀寺」全国にあるようです。
以前の勘を頼りにナビなしで出発、大きな標識がありました。

道路には「あじさいまつり」の旗が迎えてくれます。
時間が早いのか、平日のせいか駐車場は十分に余裕がありました。
入所料、200円を支払い中に入ります。入口には「3分咲」の案内です。

阿弥陀寺は、東大寺再建のため周防国へ西下した俊乗房重源上人が、後白河法皇の現世安穏を祈って、文治3年(1187)に建てた古刹で、国宝の鉄宝塔をはじめ貴重な仏像・古文書が多数あり、境内には80種約4000本のあじさいが植えられています。

散策は入口を入ると茅葺の趣のある「仁王門」が目に入ります。
「かんのんばし」を渡り、本堂へ続く石段を登りますが、自然石の石階段でかなり手強いです。

本堂の周りには、巧みに紫陽花が植栽されています。

多くの人が、紫陽花を愛でながら歩いていらっしゃいますが、平日のせいか、ご高齢の方が多いように見受けられます。

大平山登山道という案内がありましたが、頂上まで歩いて行く人もいるのでしょうか。
途中に防府市街地を一望できる個所もありました。
境内の紫陽花が満開となると、さぞ、これ見ごたえがあることでしょう。